昨日、心待ちにしていた「ハートグローバル ミュージックアウトリーチ※https://www.heart-global.jp/」を、3年生とともに体験した。衝撃の体験だった。
1時間目。普段だったら眠い目をこすりながらの授業。テンションも低めの生徒たち。だけど、今日は違った。世界中から集まった30数名のキャストが、テンションマックスで生徒たちを出迎える。
生徒たちも満面の笑みで応える。普段、朝、登校してくるときの生徒たちの表情とは全くの別人だ。キャストの情熱と笑顔とテンションが、生徒たちを異次元の世界へと導く。
キャストが、自由に生徒たちとコミュニケーションを取り出す。あっという間に生徒たちは、キャストのテンションに引き込まれていく。これが世界のコミュニケーションなんだ。日本人だけの世界では想像がつかない。日本人のコミュニケーション力不足を痛感した。
キャストの自己紹介。そして、歌と踊り。子どもたちは、一瞬で心を奪われる。いつもとは違う目の輝き。1人の大人として、教育に携わる者として、嫉妬すら覚える。そして、自問する。私たちは、子どもたちのこんな表情を引き出せているだろうか?
グループに分かれて早速ダンス練習が始まる👯
だけど、このグループ分けにまたまた衝撃を受ける。日本の学校ではあり得ない、アバウトなグループ分け。
「好きなキャストのとこに行ってダンスの練習をしよう!」
エネルギッシュな生徒は、エネルギッシュなキャストのもとに集まり、おとなしめな生徒はおとなしめな雰囲気をまとったキャストのもとに集まる。なんとも不思議な光景だ。ここでは、選択の主体は生徒たちだ。自分の意思で全てを決定する。人数もバラバラ・・・。でも、誰もそんなことは気にしない。そして、バラバラに練習がスタートする。キャストの情熱に子どもたちが感化されていく。
そして、先生たちも練習に参加する。ベテランも若手も関係ない。みんな一緒に踊り出す。「いい歳した大人が・・・」なんてことは言ってられない。大人自ら自分をさらけ出していく。
私は1人葛藤していた。校長として、客観的にその様子を眺めながら冷静に微笑んでいるのべきなのか、それとも、一緒に練習に参加するべきなのか・・・。でも、やっぱり校長が踊るってどうなんだろう・・・。
自分の中の本当の自分がささやく。
「本当は一緒に踊りたいんだろ?見ているだけじゃ分からないものがあるはず。一緒にやってみればいい!子どもたちと一緒に、自分自身の校長の殻も破ってみろ!」
うまく踊れないけど、身体が動き出す。自然と笑顔になる。みんなとの一体感を感じる。
「あーーー、楽しい!!!」
これ以降、私は写真を撮ることをやめた。いや、撮る暇がなかったといったほうがいいかもしれない。このあとの展開は、教頭先生がブログで紹介してくれているので、省略する。
あっという間の1日だった。最後のステージ発表を見学した1,2年生からは
「来年やりたい!」「再来年やりたい!」
「校長先生お願い🙏」
といった声がたくさん寄せられた。
最後のお別れのとき、生徒たちがキャストとハイタッチしたりハグしたりしている姿がたくさん見られた。たった1日の出会いの中で生まれた絆。共に歌い、共に踊り、共に笑い、ひとつのものを一緒に創り出す過程で生まれた絆。私自身も、キャストとハグを交わしていた。言葉が通じなくても、心が通じ合う喜びを感じた。昨日の感動の余韻が、今も私の胸に残っている。
今回のワークショップを通して、生徒たちはたくさんのものをキャストの皆さんから与えてもらったと思う。その受け取ったギフトを財産にして、生徒たちには、今後の人生で人に何かを与えることができる、そんな人になってほしいと思う。
素晴らしい機会を与えてくださった「じぶん未来クラブ」の皆様に、心から感謝したい。
Thanks to the amazing cast. We will never forget you. We are truly looking forward to seeing you all again. With love.